はじめに

​「勝つためにはどうする?」と聞かれて、「気合だ!」「根性だ!」だけじゃ勝てないのがソフトバレー。

そこで登場するのが、中国最古の戦略書『孫子(そんし)の兵法』

「孫子の兵法」とは

春秋時代の中国の軍事戦略家・孫武(そんぶ)が著した兵法書。

約2500年前に書かれたこの書物は、戦いに勝つための知恵や戦略がまとめられており、単なる軍事書にとどまらず、ビジネスや人生の戦略にも応用されている。


孫子も現代にいたらこう言うはず

「バレーは戦いだ。でも楽しく、賢く、勝て!」

さあ、孫子の教えをソフトバレー流にアレンジした5つの極意をお伝えします!


敵を知れ

相手の良さもクセも学べば、もっと面白い!

孫子の基本は「彼を知り己を知れば百戦危うからず」

相手のプレーを見て「この人スパイク上手いな」「この人は守備が鉄壁だ」など、相手の武器をリスペクトしつつ観察しましょう。

強みが分かれば、「じゃあこう攻めよう!」とチームで作戦会議が盛り上がる。

これがまた楽しいんです。


己を知れ

チームの「強み」を再確認せよ!

「うちの武器は何だ?」

スピード?コンビネーション?守備力?

孫子の言う「己を知る」とは、「チームの個性を伸ばす」こと。

できないことを嘆くより、できることを全力で磨こう!

強みが分かれば、どんな相手にも「勝ち筋」が見えてくる。

その瞬間、バレーがもっと面白くなります!


戦わずして勝つ

駆け引きを楽しめ!

「戦わずして勝つ」とは、ムキにならず頭で勝負しようってこと。

力任せじゃなく、

  • フェイントで相手の裏をかく
  • 素早いトス回しで翻弄する
  • 場面ごとに冷静な判断で優位に立つ

勝つことも大事だけど、「してやったり!」の瞬間がチームを盛り上げる。

ソフトバレーの醍醐味は、頭脳戦。楽しんだ者勝ち!


陣地を整えよ

準備こそ、勝利の第一歩!

孫子は「勝つ準備ができていれば、戦う前から勝っている」と教えています。

  • チームのポジションをしっかり確認
  • コミュニケーションを取る
  • 試合前のストレッチとウォーミングアップ

万全の準備は、自信になる。

そして自信は、自然とプレーの余裕や連携の強さにつながる。


勝てる時に勝つ

流れを掴んだら全力!

孫子の極意「勝てるときに、勝ちきれ」

ソフトバレーでも、流れが来たら一気に勢いに乗る!

  • 点が連続で取れた
  • サーブが続いてる
  • 声が出てる!

そういう時は「この1点、全力で取りに行こう!」と、チームで気持ちを合わせる。

勝ちの流れに乗るには、「今だ!」の瞬間を見逃さないことが大切。


まとめ

ソフトバレーに大事なのは

  1. 敵を知る:リスペクトしつつ観察
  2. 己を知る:強みを徹底的に伸ばす
  3. 駆け引きで勝つ:頭脳戦を楽しむ
  4. 準備で差をつける:心も体も整える
  5. 流れを掴んで一気に決める!

孫子の兵法は、「楽しく、チームで、賢く勝つ」ための最強マニュアル。

さあ、次の試合で実践してみませんか?

勝っても負けても、最後はみんなで「楽しかった!」と言えるのが最高の勝利です!